ダリ展

スペイン、カタルーニャ地方の小都市フィゲラスに生まれ、スペイン、フランス、アメリカで多くの作品を遺したサルバドール・ダリ（1904〜1989）の、日本で過去最大規模の回顧展。1983年に自ら設立したガラ＝サルバドール・ダリ財団（フィゲラス）、アメリカの実業家モース夫妻のコレクションをもとに設立されたサルバドール・ダリ美術館（米フロリダ州セントピーターズバーグ）、スペイン・マドリードに1990年に開館した国立ソフィア王妃芸術センターの世界的なダリ・コレクションが初めて一堂に会するのをはじめ、初期から晩年までのダリの創作の軌跡を、国内外から集めた約200点におよぶ作品によって辿る。絵画や彫刻だけでなく、宝飾品、舞台装置や衣装のデザイン、挿絵や映画の制作、執筆活動などの幅広い活動も紹介。【展覧会ホームページ】