サムライのおしゃれ—印籠・刀装具・風俗画—

静嘉堂文庫美術館のコレクションには、武家文化の日常生活の中で生み出されたサムライの装身具である刀装具、提げ物の印籠根付の優品が多数含まれている。今展では、こうしたサムライのおしゃれに併せて、おしゃれな江戸十大の人々の様子を活き活きと描いた近世初期風俗画を紹介。また、このたび静嘉堂で発見された、岩崎彌之助の義父・後藤象二郎が1868年にイギリスのビクトリア女王から拝領したサーベルを初公開する。