アルフレド・ジャー展第11回ヒロシマ賞受賞記念

広島市 広島市現代美術館 TEL.082-264-1121

開催期間:2023年7月22日(土)~10月15日(日)

世界最初の被爆地である広島市は、世界の恒久平和と人類の繁栄を願う「ヒロシマの心」を美術を通して世界へ訴えることを目的とし、1989年にヒロシマ賞を創設、3年に一度授与してきた。チリのサンティアゴに生まれたアルフレド・ジャー(1956〜)は、建築と映像制作を学んだ後、1982年に渡米し、以後ニューヨークを拠点に活動している。日本では、1995年に広島市現代美術館で開催された被爆50周年記念展「ヒロシマ以後」に参加し、ヒロシマのための作品を制作。2013年には、東日本大震災と福島の原発事故の問題に関心を寄せた作品を発表している。日本で初めての本格的な個展となる今展では、これまでの代表作とともに、ヒロシマを今日の問題として捉えるような新作を展示し、その創作活動の全貌を紹介する。