よみがえれ！シーボルトの日本博物館

1823年に出島のオランダ商館付きの医師として長崎に到着したフィリップ・フランツ・フォン・シーボルト（1796〜1866）は、日本調査の任務を帯びており、多くの情報と実物資料を収集し、1832年からオランダ、ライデンの自邸（現在のシーボルトハウス）でコレクションを公開。1859年に長男アレクサンダーとともに二度目の来日を果たし、さらに積極的な収集を行ない、帰国後、1862年からアムステルダムで、1864年からヴュルツブルクで日本展示を行なった。今展では、国立歴史民俗博物館の6年間におよぶ現地調査の成果として、1866年にミュンヘンで開かれた世界の民族学展示の中から、シーボルトの構想した日本博物館を再現する。【公式サイト】