「岡本太郎が愛した沖縄」展

川崎市 川崎市岡本太郎美術館 TEL.044-900-9898

開催期間:2016年4月23日(土)~7月3日(日)

岡本太郎(1911〜1996)の創作活動において、二度の沖縄訪問から受けた影響を検証する展観。1959年11月16日から12月2日まで、旅行で訪ねた沖縄各地で独自の文化に触れ、その印象を、1961年に著書『忘れられた日本〈沖縄文化論〉』として発表した。1966年12月には、沖縄・久高島で12年に1度行なわれる女性だけによる神事「イザイホー」を取材し「神々の島・久高島(沖縄)」を発表。翌1967年7月、大阪万博のテーマ展示プロデューサーに就任し、後の《太陽の塔》となる仮称《生命の樹》を制作することを発表している。2回の旅で撮影した写真185点、訪問前後の油彩作品10点、彫刻作品5点を通して、岡本太郎にとっての「沖縄」とは何であったのかを紹介する。