龍と鳳凰伝説の霊獣

神戸市 香雪美術館 TEL.078-841-0652

開催期間:2020年3月20日(金・祝)~4月7日(火)(会期変更)

龍は、水中ないし地中に住み、その鳴き声は雷雲や嵐を呼び、水を制する力を持ち、縁起のよい幸運の象徴として、中国では皇帝の象徴とされた。鳳凰は、梧桐(アオギリ)に住み、竹の実を食べ、理想的な君主が出現した際に現れるといわれる瑞鳥で、聖者・皇帝を表すものとされた。香雪美術館のコレクションを形成した朝日新聞社の創業者・村山龍平(1850〜1933)の収集品の中から、伝説上の霊獣・神獣として東アジア全域で取り上げられた龍と鳳凰を表現したさまざまな作品を紹介する。