音と造形のレゾナンス—バシェ音響彫刻と岡本太郎の共振

川崎市 川崎市岡本太郎美術館 TEL.044-900-9898

開催期間:2020年6月2日(土)(会期変更)~7月12日(日)

フランスの彫刻家フランソワ・バシェ(1920〜2014)は、1952年に音響工学を学んだ兄ベルナール・バシェ(1917〜2015)とともにバシェ兄弟として誰でも自由に演奏することができる楽器でありオブジェでもある「音響彫刻」の制作を始めた。日本には、1970年の大阪万博に際して、鉄鋼館ディレクターだった武満徹(1930〜1996)が招聘してフランソワが来日。17作品を制作して鉄鋼館に展示された。今展では、近年修復された5作品を一堂に集め、岡本太郎の芸術空間で共演させる。開幕延期となっているが、館のサイトにてバーチャルミュージアムを公開中。