部屋のみる夢ボナールからティルマンス、現代の作家まで

足柄下郡箱根町 ポーラ美術館 TEL.0460-84-2111

開催期間:2023年1月28日(土)~7月2日(日)

19世紀から現代にいたるまでの、部屋にまつわる多彩な表現に特色のある9組の作家を取り上げて紹介。会場内に決まった順路はなく、それぞれの作家たちの部屋をめぐるように楽しめる。出品作家は、ベルト・モリゾ(1841〜95)、ヴィルヘルム・ハマスホイ(1864〜1916)、ピエール・ボナール(1867〜1947)、エドゥアール・ヴュイヤール(1868〜1940)、アンリ・マティス(1869〜1954)。草間彌生(1929〜)の《ベッド、水玉脅迫》(2002年)とヴォルフガング・ティルマンス(1968〜)の写真作品10点は新収蔵品の初公開。現代作家の高田安規子・政子(1978〜)は室内と屋外をつなぐ窓や扉を取り上げた新作インスタレーションを、佐藤翠(1984〜)+守山友一朗(1984〜)はそれぞれの絵画に加えて共同制作作品を交えたインスタレーションを発表する。