速水御舟と吉田善彦—師弟による超絶技巧の競演—

渋谷区 山種美術館 TEL.050-5541-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2021年9月9日(木)~11月7日(日)

日本初の日本画専門の美術館として1966年に開館した山種美術館のコレクションの「顔」ともいわれる日本画家・速水御舟(1894〜1935)と、17歳で御舟に弟子入りした吉田善彦(1912〜2001)の二人が超絶技巧により生み出した作品を紹介。御舟作品は、近年の調査により、御舟が部分的に西洋の顔料を用いた事実が判明した《和蘭陀菊図》(1931年)を修理後初公開するのをはじめ、重要文化財《炎舞》(1925年)、同《名樹散椿》(1929年)を含む37点。吉田善彦の作品は、22年ぶりに公開する7点や、《大仏殿春雪》(1969年)など他所蔵先から借用する7点を含む26点。