近代日本画の華〜ローマ開催日本美術展覧会を中心に〜1930ローマ展開催90年

港区 大倉集古館 TEL.03-5575-5711

開催期間:2020年8月1日(土)~9月27日(日)

大倉集古館は実業家・大倉喜八郎(1837〜1928)が1917年に設立した日本で最初の財団法人の私立美術館。嫡子・大倉喜七郎(1882〜1963)は1930年、横山大観(1868〜1958)を筆頭とする院展(再興日本美術院)系の画家と、川合玉堂(1873〜1957)、竹内栖鳳(1864〜1942)ら官展系の画家、総勢80名の日本画家たちを全面支援し、ローマで「日本美術展覧会」を開催し、同時代の日本画を海外に紹介すると同時に、このときの出品作品をすべて買い上げ。戦後手元に残されていた主な作品は、大倉集古館に寄贈した。今展ではローマ展開催90年を記念して、出品作を中心に日本画作品25点とローマ展の会場写真、ポスター、図録などの資料を紹介する。