近代日本の礎となった 明治・大正の焼き物

名古屋市 横山美術館 TEL.052-931-0006

開催期間:2021年6月25日(金)~9月20日(月・祝)

明治政府は1873(明治6)年、ウィーン万国博覧会に初めて公式参加し、近代国家として国際的なデビューを果たした。東洋的な珍しい品々や、精巧な美術工芸品が出品されて西洋にジャポニスムを引き起こし、陶磁器は重要な輸出品に位置づけられたが、その実態は未だ解明されていない。今展では、里帰りした明治・大正時代の輸出陶磁器を中心に展示し、近代日本の礎に大きく貢献した足跡の一端を紹介する。