藤田嗣治 子どもへのまなざし—ポーラ美術館収蔵作品とめぐる藤田の世界—

秋田市 秋田県立美術館 TEL.018-853-8686

開催期間:2022年9月3日(土)~11月6日(日)

1920年代にパリ画壇の寵児となった藤田嗣治(1886〜1968)は、日本を含む世界各地への移動を経て、1950年パリへ戻り、1955年フランス国籍を得て一生を終えたが、生涯、愛情を込めて子どもを描き続けた。今展では、1959年頃に制作され、住居の壁一面に飾り付けられていた、パリの路上販売の人々を子どもの姿で描いた小さな四角い油彩画『小さな職人たち』(ポーラ美術館蔵)を中心に、戦前戦後の子どもを描いた作品を紹介する。