茶碗が紡ぐ ものがたり

京都市 樂美術館 TEL.075-414-0304

開催期間:2022年4月29日(金・祝)~8月21日(日)

樂茶碗の“ものがたり”は、織田信長や豊臣秀吉が生きた安土桃山時代、千利休(1522〜1591)と樂家初代長次郎(?〜1589)が出会い、唐物や高麗物中心だった茶碗の中に、新たな和物茶碗が生み出されたことにより始まった。利休から養子の千少庵(1546〜1614)、その子・千宗旦(1578〜1658)と続き、現在の三千家へと続く約450年の歴史とともに、樂家の“ものがたり”も紡がれてきている。1つ1つの茶碗に添うエピソードとともに樂歴代の名品を展観する。