茶の湯禅と数寄

京都市 相国寺承天閣美術館 TEL.075-241-0423

開催期間:2019年10月5日(土)~2020年3月22日(日)

相国寺では、中世には室町将軍家の唐物賞翫の茶の湯がくりひろげられ、戦国の世には織田信長が茶会を催し千利休も参加するなど、現在の茶の湯が形成される黎明期に大きな役割を果たした。江戸時代には後水尾院の文化圏で育まれた新たな茶の湯が相国寺やその山外塔頭である鹿苑寺で盛んになった。名物とされた茶道具も近代の数寄者たちの手を経て相国寺に伝えられている。Ⅰ期(〜12月22日)、Ⅱ期(2020年1月11日〜)で一部展示替えを行なう。