芭蕉布—人間国宝・平良敏子と喜如嘉の手仕事—

港区 大倉集古館 TEL.03-5575-5711

開催期間:2022年6月7日(火)~7月31日(日)

芭蕉布とは亜熱帯を中心に分布する植物・芭蕉からとれる天然繊維を原料とした沖縄を代表する織物。平良敏子(1921〜)は、第二次世界大戦後に消滅しかけた伝統技法を復興させて現代へ繋ぎ、その功績により、2000年に重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された。今展では、沖縄本島北部の喜如嘉(きじょか)に工房を設け、芭蕉布とともに生きる平良敏子の情熱と手仕事を、約70点の手織物の数々により紹介する。