米谷健+ジュリア展 だから私は救われたい

所沢市 角川武蔵野ミュージアム TEL.0570-017-396

開催期間:2020年11月6日(金)~2021年5月31日(月)(会期延長)

Ⓒ Ken + Julia Yonetani Courtesy of the Artists and Mizuma Art Gallery

角川文化振興財団による博物館・美術館・図書館が融合する新しいコンセプトの複合文化施設「角川武蔵野ミュージアム」のグランドオープンにあたり、4階のエディット&アートギャラリーの第1回展として、国際的に活躍中の日本人とオーストラリア人によるアーティスト・ユニット、米谷健(1971〜)+ジュリア(1972〜)の日本初の大規模個展を開催。二人は、ベネチア・ビエンナーレのオーストラリア代表(2009年)の1組に選ばれたのをはじめ、「シンガポールビエンナーレ2013」(シンガポール国立美術館)、個展「The Last Temptation」(2015年、オーストラリア国立美術館)、「ホノルル・ビエンナーレ2017」などに出展。現在ニューヨークで開催中の「第1回アジア・ソサエティ・トリエンナーレ」(〜2021年2月7日)にも出展しており、環境問題や社会問題を主題に素材を活かした、大規模インスタレーション作品を制作してきた。今展では、2011年の福島第一原発事故を受けて制作が開始され、更新を続けているウランガラスで作られたシャンデリアのインスタレーション作品《クリスタルパレス》(2012年〜)、コロナ禍を予見したかのような2020年の新作《Dysbiotica》、国内初公開となる《最後の晩餐》(2014年)、《大蜘蛛伝説》(2018年)を展示する。