禅の心とすみいろ—師資相承の世界—

泉北郡忠岡町 正木美術館 TEL.0725-21-6000

開催期間:2021年9月4日(土)~12月5日(日)

禅宗では、弟子が師の法を正しく受け嗣いだ証として、師の肖像画である頂相や、師が揮毫した墨蹟が与えられ、代々尊ばれながら現在まで伝えられている。今展では、中国禅林や鎌倉五山・京都五山など各寺院の高僧が遺した作品を紹介。重要文化財《竺田悟心墨蹟(じくでんごしんぼくせき) 中巌円月送別(ちゅうがんえんげつそうべつ)の偈(げ)》をはじめとする14〜16世紀にかけて制作された頂相・墨蹟・水墨画を中心に展観する。