石岡瑛子血が、汗が、涙がデザインできるか

江東区 東京都現代美術館 TEL.03-5777-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2020年11月14日(土)~2021年2月14日(日)

石岡瑛子 1983年 Photo by Robert Mapplethorpe
©Robert Mapplethorpe Foundation. Used by permission.

アートディレクター、デザイナーとして多岐にわたる分野で新しい時代を切り拓き、世界を舞台に活躍した石岡瑛子(1938〜2012)の仕事を総覧する世界初の大規模な回顧展。資生堂、パルコ、角川書店などのアートディレクションで一世を風靡した後、1980年にニューヨークに拠点を移す。1983年、日本での仕事をまとめた『石岡瑛子風姿花伝 EIKO by EIKO』を自ら構成、編集して日米で出版。これを名刺代わりに、マイルス・デイヴィス、レニ・リーフェンシュタール、フランシス・フォード・コッポラら、名だたる表現者たちとのコラボレーションにより、映画、オペラ、演劇、サーカス、ミュージック・ビデオ、オリンピックのプロジェクトなど多彩な仕事を展開し、アカデミー賞、グラミー賞など数々の栄誉に輝いた。世界各国のアーカイブから集められた映画・舞台衣裳などを映像資料とともに展示。集団制作の中で個のクリエイテビティをいかに発揮するかにかけた「石岡瑛子の方法」を、デザインのプロセスを示す膨大な資料とともに紹介する。