白川義員写真展 永遠の日本／天地創造

「地球再発見による人間性回復へ」を創作活動の基本理念として、1969年出版の『アルプス』以来、『ヒマラヤ』『アメリカ大陸』『聖書の世界』『中国大陸』『神々の原風景』『仏教伝来』『南極大陸』『世界百名山』『世界百名瀑』まで、10のシリーズを発表してきた世界的写真家・白川義員（しらかわ・よしかず、1935〜）。今展では、白川の集大成となる2つのシリーズを二期構成で紹介する。第一期（2月27日(土)〜4月4日(日)）、シリーズ第11作目となる「永遠の日本」は、日本人の誇りと魂を復興する一助になりたいという作家自身の願いが込められた、崇高で美しい日本の自然を紹介。第二期（4月6日(火)〜5月9日(日)）、シリーズ第12作目となる最新作「天地創造」は、アメリカ西部の砂漠で入域が1日わずか20人に限定されているザ・ウェーブをはじめ、白川が「アルプス」発表以降、50年以上にわたり撮り続けてきた作品群の中から「天地創造」のイメージに合致する作品を、最新のデジタル技術とかつてないスケール感で一挙放出する。