生誕120年 海杜コレクションで見る小松均自然を愛した画仙のまなざし

廿日市市 海の見える杜美術館 TEL.0829-56-3221

開催期間:2021年3月20日(土・祝)~5月9日(日)

山形県生まれの小松均(1902〜1989)は、1920年、画家を志して上京し、川端画学校で学ぶ。1924年、国画制作協会(国展)の第4回展に入選し、翌年京都に移り、国展を主宰していた土田麦僊(1887〜1936)に師事。1928年、京都・大原に転居し、同年の国展解散後は、院展に出品して数少ない京都の院展画家の一人として活躍。自給自足の生活や白髭を蓄えた独特の風貌から「大原の画仙」とも呼ばれて親しまれた。自らの理想郷として愛した大原の風物を描いた《牛と大原女》をはじめ、所蔵する小松均作品を一堂に紹介する。