生誕111年 赤羽末吉展日本美術へのとびら

練馬区 ちひろ美術館・東京 TEL.03-3995-0612

開催期間:2021年6月19日(土)~9月26日(日)

50歳のときに最初の絵本『かさじぞう』を墨絵で描き、日本の絵本に新風を吹き込んだ赤羽末吉(あかば・すえきち、1910〜1990)。以後、80冊を超える絵本を発表したが、それぞれの絵本の主題にふさわしい絵画表現を求めて、日本の伝統的な美術を研究し、一作ごとにバリエーションに富んだ画風を展開。1980年には、日本で初めて国際アンデルセン賞画家賞を受賞した。「簡素」の墨絵と「豪華」の大和絵を新しい感覚で使い分けた絵本の魅力を紹介する。