玉水焼 三代

京都市 樂美術館 TEL.075-414-0304

開催期間:2021年5月15日(土)~8月22日(日)

玉水焼は、樂家四代一入(1640〜1696)の庶子・一元(1662〜1722)が山城国玉水村(現在の京都府綴喜郡井出町玉水)に開いた樂焼窯で、開窯は元禄年間と考えられている。唯一、樂家の血筋を受けた窯だったが、一元の長男・一空(〜1720)が若くして亡くなり、次男・任土斎(〜1763)が三代を継いだが結婚をしなかったため、樂家の血筋は途絶え、弟子が八代まで続けたが明治12(1879)年に廃窯となった。三代までの玉水焼を取り上げる初の展観。書籍『玉水焼—歴代の作品とその歴史—』を刊行する。