清朝書画コレクションの諸相東京国立博物館・台東区立書道博物館連携企画

台東区 東京国立博物館 TEL.03-5777-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2021年1月2日(土)~2月28日(日)

少数の満洲族が圧倒的多数の漢民族を支配した清朝(1644〜1921)では、その正統性を確立するために歴代の文化財を収集。壮大な宮廷コレクションと清朝末期の民間による収集品は、辛亥革命(1911〜12年)を契機として海外に流出し、日本でも質の高いコレクションが形成された。東京国立博物館東洋館第8室では高島槐安(たかしま・かいあん、1875~1969)の収集品、台東区立書道博物館(現在臨時休館中)では中村不折(なかむら・ふせつ、1866〜1943)の収集品を中心に、清朝コレクションの名品を紹介する。