没後220年 画遊人・若冲—光琳・応挙・蕭白とともに—

足柄下郡箱根町 岡田美術館 TEL.0460-87-3931

開催期間:2020年10月4日(日)~2021年3月28日(日)

江戸時代半ばの京都で活躍した伊藤若冲(1716〜1800)の、青物問屋を営みながら絵を学んでいた30代後半の《花卉雄鶏図》、隠居して画業に専念した40歳頃の《孔雀鳳凰図》、40代後半の《梅花小禽図》《雪中雄鶏図》《笠に鶏図》《月に叭々鳥図》、81歳の年紀がある《三十六歌仙図屏風》という、岡田美術館が所蔵する初期から晩年までの着色画4点、水墨画3点を4年ぶりに一堂に展示。若冲が学んだ狩野派や尾形光琳、光琳の弟・尾形乾山、同時代の京都画壇で活躍した円山応挙、曾我蕭白らの作品とともに公開する。初公開5点を含む12点の北宋〜金時代の作品を中心に、古代の作品を併せて紹介する「特集展示 中国北方の白磁と青磁—定窯・揚州窯・汝窯—」を同時開催。