没後10年 品川工展組み合わせのフォルム

練馬区 練馬区立美術館 TEL.03-3577-1821

開催期間:2019年11月30日(土)~2020年2月9日(日)

新潟県柏崎市に生まれ、練馬区に居住した作家・品川工(たくみ、1908〜2009)の没後10年にあたり開催する回顧展。1928年東京府立工芸学校(現・都立工芸高校)を卒業後、彫金家・宇野先珉に師事。1935年から恩地孝四郎に師事し、本格的な版画制作に入った。木版画を学ぶ一方、印刷会社に勤めた経験から“光の版画”やフォトグラム、鑑を使った“プリントミラー”などさまざまな版画表現を試みる。並行してユーモラスなオブジェやモビールも制作。著書も残している。品川自身「版画家」ではなく「造形作家」と呼ばれることを好んだという、さまざまな造形作品約70点を、素材やフォルムの組み合わせに注目しながら紹介する。