柳宗悦没後60年記念展 民藝の100年

千代田区 東京国立近代美術館 TEL.050-5541-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2021年10月26日(火)~2022年2月13日(日)

ポスタービジュアル (《羽広(はびろ)鉄瓶》 羽前山形(山形県) 1934年頃 日本民藝館)

1925年12月、木喰仏の調査の道中、宗教哲学者・柳宗悦(1889〜1961)、陶芸家・河井寬次郎(1890〜1966)、陶芸家・濱田庄司(1894〜1978)により「民衆的工芸」を略した「民藝」という言葉が生まれた。今展では、その前史となる「第1章 「民藝」前夜—あつめる、つなぐ 1910年代〜1920年代初頭」から「第6章 戦後をデザインする—衣食住から景観保存まで 1950年代〜1970年代」まで、時代とともに変化し続けた民藝の試みを、彼らが蒐集した暮らしの道具類や民画のコレクションと出版物、写真、映像などの同時代資料、あわせて450点を超える作品と資料を通して俯瞰的な視点から捉え直す。会期中一部展示替えあり。