歌仙をえがく—歌・神・人の物語—

廿日市市 海の見える杜美術館 TEL.0829-56-3221

開催期間:2020年9月5日(土)~10月18日(日)

優れた和歌を詠んだ歌人を「歌仙」と呼び、その肖像を描く歌仙絵は、平安時代末期に始まり中世を通して隆盛。江戸時代に入ると後陽成天皇や後水尾天皇らによる王朝文芸復興の気運の中で、歌仙絵も新たな盛り上がりを見せた。武家も歌仙絵を文化的権威をもたらす絵画として重視したとされている。今展では、江戸時代を中心に、歌仙たちがいかに描かれ、物語られ、愛されてきたかを所蔵品によってたどる。