東北へのまなざし 1930-1945

盛岡市 岩手県立美術館 TEL.019-658-1711

開催期間:2022年4月9日(土)~5月15日(日)

1930年代から1945年にかけて、ドイツの建築家ブルーノ・タウト(1880〜1938)、民藝運動を展開した柳宗悦(1889〜1961)、日本の商工省に招聘されて来日したフランスの建築家シャルロット・ペリアン(1903〜1999)ら、先端的な意識を持った人々が相前後して東北地方を訪れ、建築や生活用品に注目し、記録をとり、収集し、展示も行った。「考現学」の提唱者・今和次郎(1888〜1973)や画家・吉井忠(1908〜1999)などの東北出身者たちも故郷の人々とその暮らしを見つめなおし、貴重な戦中期の記録を残している。こうした複層的な「眼」を通じて、現在に続く東北文化の魅力を改めて検証する。

福島県立美術館 2022年6月4日(土)~7月10日(日)
東京ステーションギャラリー 2022年7月23日(土)〜9月25日(日)