村山コレクション受贈記念展『刀』〜刀剣を愛でる〜

神戸市 香雪美術館 TEL.078-841-0652

開催期間:2021年9月4日(土)~11月3日(水・祝)

朝日新聞社の創業に関わった村山龍平(1850〜1933)は、日本・東洋の古美術を収集したことで知られる。この村山コレクションの保存に情熱を注いだ、村山龍平の孫で朝日新聞社三代目社主だった故・村山美知子(1920〜2020)の遺志により、総数1,600点以上に及ぶ村山家旧蔵の作品・資料が、2020年、香雪美術館に一括寄贈(遺贈)された。受贈作品を紹介するシリーズ展の第3弾では、短刀や脇差、刀装具や刀掛、槍や火縄銃などを紹介。龍平のコレクションは、父・守雄(1817〜90)の薫陶により、1884(明治17)年頃の刀剣収集から始まり、一時期約800口もの刀剣を所持していた。