明治/大正/昭和前期の いわて近代美術

花巻市 萬鉄五郎記念美術館 TEL.0198-42-4402

開催期間:2020年12月5日(土)~2021年2月28日(日)

岩手は、西洋彫刻の先駆者・長沼守敬(ながぬま・もりよし、1857〜1942)、前衛絵画を牽引した萬鉄五郎(よろず・てつごろう、1885〜1927)、杜会の風景やそこに生きる人々を独自の表現で描いた松本竣介(まつもと・しゅんすけ、1912〜1948)をはじめ、日本近代美術史において個性溢れる芸術家を多数輩出してきた。岩手の美術家は、在京、在郷を問わず美術団体を結成して互いに鼓舞しあい、その姿勢は次の世代へと引き継がれ、戦後間もない1948年に全国に先駆けて誕生した岩手県立美術工芸学校に結実。今展では、明治から昭和大戦期前後に、地方で、あるいは中央で活動していた岩手の美術家たちの活動を集積し、その歩みを振り返る。