日本画家 堀文子百年の旅

昭和初期から平成にかけて、画壇にとらわれることなく自らの作品を描き続けた堀文子（ほり・ふみこ、1918〜2019）。今展では、1938年に初入選した「新美術人協会」展、1967年に結成に参画した「創画会」展、100歳まで数多く開いた個展などから作品を厳選し、1つ所に居を構えず旅に生きた画家の作品の変遷を紹介する。戦前から戦後の堀の画風を確立する大きな力となった2人の秋田出身の日本画家、柴田安子（1907〜1946）と福田豊四郎（1904〜1970）も紹介。