日本の中のマネ—出会い、120年のイメージ—

練馬区 練馬区立美術館 TEL.03-3577-1821

開催期間:2022年9月4日(日)~11月3日(木・祝)

19世紀フランスを代表する画家エドゥアール・マネ(1832〜83)の日本における受容について考える展覧会。「第1章 クールベと印象派のはざまで」では、写実主義と印象派の中間に位置するようなマネの、西洋近代美術史における位置づけを再考。「第2章 日本所在のマネ作品」では、日本所在の17点のマネの油彩画(パステル画を含む)のうち7点と多数の版画作品を紹介。「第3章 日本におけるマネ受容」では、石井柏亭《草上の小憩》(1904年)にはじまる明治から昭和初期にかけてのマネ作品を意識した絵画16点と、マネについての美術批評を紹介する。「第4章 現代のマネ解釈—森村泰昌と福田美蘭」では、森村泰昌(1951〜)のこれまでの作品と、制作に使用した小道具を展示。福田美蘭(1963〜)は過去作品に加え、新作を多数発表する。