戦後版画の隆盛 深沢幸雄と池田満寿夫

佐倉市 佐倉市立美術館 TEL.043-485-7851

開催期間:2020年6月2日(火)~7月12日(日)(会期延長)

1954年頃から独学で銅版画を始めた深沢幸雄(1924〜2017)は、約3年後には日本版画協会展で最高賞を受賞。1963年にメキシコ政府の依頼で銅版画の技法を教えるためにメキシコシティに滞在したのを契機に、第二の故郷として交流を続けた。池田満寿夫(1934〜1997)は、1956年、前衛芸術家・瑛九(1911〜1960)の助言によって色彩銅版画を制作。1966年の第33回ヴェネツィア・ビエンナーレでは版画部門大賞を受賞した。無名時代から交流があり、戦後版画の隆盛期を支えた二人の代表的な作品を紹介する。