建築家・坂倉準三と髙島屋の戦後復興

中央区 髙島屋史料館TOKYO TEL.03-3211-4111

開催期間:2021年9月15日(水)~2022年2月13日(日)

建築家・坂倉準三(1901〜69)と髙島屋は、「パリ万国博覧会日本館」(1937年)の仕事を通して出会い、戦後間もない「髙島屋和歌山支店」(1948年)、「髙島屋大阪難波新館改増築(ニューブロードフロア)」(1950年)などの仕事が、日本の都市デザインを代表する渋谷「東急会館」(1954年)や「新宿西口広場・地下駐車場」(1966年)へと接続していった。戦後の高度経済成長と大衆消費社会へ向かう中で、坂倉が髙島屋と協働し、百貨店という公共空間をどのように快適で美しい空間へと創造してきたか、都市の日常風景をいかに豊かに形づくってきたかの一端を紹介する。