川本喜八郎+岡本忠成パペットアニメーショウ2020

中央区 国立映画アーカイブ TEL.050-5541-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2020年12月19日(土)~2021年3月28日(日)

ストップモーション撮影による立体アニメーションの発展に功績を残した川本喜八郎(1925〜2010)と岡本忠成(1932〜1990)。両者とも日本でこのジャンルの礎を築いた持永只仁(1919〜1999)のもとから巣立ったが、川本は人形映画の先進国チェコスロバキアでイジー・トルンカ(1912〜1969)に師事し、日本の古典に取材した題材で独自の表現を確立。岡本は、平面・立体・半立体を自在に使い分け、多様な素材、音楽を用いた表現で、主に教育映画の分野で創造性を発揮した。今展では、それぞれが制作した人形、絵コンテ、シナリオ、写真などにより二人の業績を紹介するとともに、1970年代に6回開催された二人の作品上映と人形劇を組み合わせた「川本+岡本 パペットアニメーショウ」の記録を展示する。