小杉放菴と大山魯牛—老荘会とともに

日光市 小杉放菴記念日光美術館 TEL.0288-50-1200

開催期間:2021年1月1日(金・祝)~2月14日(日)

南画家・大山魯牛(1902〜1995)は、生後間もない頃から足利町(現・足利市)で育ち、1919年に上京。小室翠雲(1874〜1945)の画塾で南画を学び、日本南画院や帝展を中心に作品を発表。戦後は、新興美術院に活動の場を移し、生涯南画を描き続けた。その生涯のあいだに、栃木県ゆかりの日本画家による「華厳社」や、小杉放菴(1881〜1964)が主宰した漢学の勉強会「老荘会」などで放菴と活動を共にした。近年寄贈された大山魯牛作品の公開を兼ね、放菴と魯牛の親交を紹介する。