夢と自然の探求者たち—19世紀幻想版画、シュルレアリスム、現代日本の作家まで

館林市 群馬県立館林美術館 TEL.0276-72-8188

開催期間:2023年4月22日(土)~6月25日(日)

夢や幻想、あるいは自然や野生の力は、古来より美術の表現を導いてきた。今展は、理性の彼方にある人間の無意識や直感と関わる近現代の美術を、群馬県立館林美術館と群馬県立近代美術館、足利市立美術館の浅川コレクション、個人コレクションの作品により紹介。前半では、グランヴィル、ルドンからベルメール、ゾンネンシュターン、マッタやアペルまで、幻想的な版画や潜在意識に導かれた絵画を紹介。日本では、群馬出身の福沢一郎が滞仏中にシュルレアリスム絵画をいち早く実践した。今展後半では、自然の力を多彩な創作に取り込んだ勅使河原蒼風をはじめ、さまざまな近現代の作家を紹介する。