墨痕淋漓—墨蹟と水墨画をたのしむ—

泉北郡忠岡町 正木美術館 TEL.0725-21-6000

開催期間:2022年9月3日(土)~12月4日(日)

展覧会タイトルの「墨痕淋漓(ぼっこんりんり)」とは、墨の跡が生き生きとしてみずみずしい様子を表現した言葉。今展では、コレクションの中から表情豊かな墨の表現に注目して、中世日本の禅林文化が生み出した墨跡と水墨画の名品を中心に紹介する。墨跡の名手として名高い大燈国師(だいとうこくし、1283〜1338)の迫力ある筆跡を示す国宝《大燈国師墨蹟 渓林偈・南嶽偈》(鎌倉時代)をはじめとする約30件(前後期で展示替えあり)を、茶道具の名品とともに展示。