型絵染 三代澤本寿

松本市生まれの染色家・三代澤本寿（みよさわ・もとじゅ、1909〜2002）は、1935年、後に師となる染色家・芹沢銈介（1895〜1984）の作品を目にして型絵染作家を志し、1939年には民藝運動の創始者である柳宗悦（やなぎ・むねよし、1889〜1961）と出会い、以後信州の民藝運動の普及に尽力した。関西で150点以上の三代澤作品が展示される初の展観となった春季特別展「型絵染 三代澤本寿」をベースに一部作品を入れ替えの上、秋季特別展として改めて開催する。