国宝参上。—鷹見泉石像と古河ゆかりの文化財—

古河市 古河歴史博物館 TEL.0280-22-5211

開催期間:2021年1月9日(土)~1月17日(日)(会期変更)

古河歴史博物館の創立30周年にあたり、東京国立博物館に収蔵される古河ゆかりの文化財の一部を公開することになった。国宝《鷹見泉石像》は、1938年、東京帝室博物館本館(現・東京国立博物館本館)こけら落としの目玉作品にと、古河から上野に迎えられたもので、およそ83年ぶりに古河へ里帰りする。また、法華経を護る神である七面天女と日蓮聖人が邂逅する奇譚を描いた《七面大明神応現図》は、古河市内の妙光寺に伝来する葛飾北斎の自筆作品。同寺に滞在して描いたと伝えられ、現在は東京国立博物館に寄託されている。古河藩主・土井家のお姫さまが愛用した化粧道具や、古河城から出土した板碑、埴輪《大刀ををもつ男子》なども展示する。