名取春仙 役者を描く

岡崎市 岡崎市美術博物館 TEL.0564-28-5000

開催期間:2022年4月9日(土)~5月15日(日)

大正から昭和前期にかけて行われた新版画の出版において、歌舞伎役者や舞台俳優を描いた役者絵を手がけて人気を博した名取春仙(なとり・しゅんせん、1886〜1960)。江戸時代の浮世絵の伝統を受け継ぎながらも新しい時代の表現が加わった色鮮やかで写実的な春仙の作品は、近代の役者絵といえる。代表作である《創作版画春仙似顔集》《春仙似顔集追加》を中心に、近年岡崎市美術博物館に収蔵された春仙の役者絵全49点を一堂に披露する。