合縁奇縁—大倉集古館の多彩な工芸品—

港区 大倉集古館 TEL.03-5575-5711

開催期間:2022年8月16日(火)~10月23日(日)

大倉集古館は、明治から大正にかけて活躍した実業家・大倉喜八郎(1837〜1928)が、1902(明治35)年に自邸の一部を美術館として公開した大倉美術館を前身とし、1917(大正6)年に財団法人化した現存最古の私立美術館であり、日本で最初の財団法人の私立美術館。喜八郎が生涯をかけて蒐集した日本・東洋の古美術品と、大倉財閥2代目の喜七郎(1882〜1963)が蒐集した日本の近代絵画などを中心として、国宝3件、重要文化財13件を含む約2,500件を収蔵している。今展では、120年の歴史を振り返り、中国や韓国の漆工品や陶俑、大倉家ゆかりの刀剣やタイの銀製品など、長く公開されなかった工芸品を、東京国立博物館の優品とともに展示する。