博覧—近代京都の集め見せる力—

京都市 龍谷大学 龍谷ミュージアム TEL.075-351-2500

開催期間:2022年9月17日(土)~11月23日(水・祝)

「博覧」とは趣味や研究、社会の発展のため、モノや資料を広く集め、一般に公開すること。その催しが博覧会であり、その常設の機関が博物館となる。今展では、明治時代から昭和戦前期にかけて、京都で開催された博覧会や展示会、開設された博物館の展示資料の収集手法や展示手法、展示造作を、重要文化財2点を含む約200点の資料により紹介。日本初の「博覧会」と称された「京都博覧会」(1871(明治4)年〜)、拝観者数30万人を超えた大規模な展覧会「西本願寺蒐覧会」(1875(明治8)年〜)、日本初の仏教を児童に伝える「仏教児童博物館」(1928(昭和3)年)、京都で先駆的な自然史系の「平瀬貝類博物館」(1913(大正2)年)を取り上げ、当時の主催者の展示に込めた思いを探る。