何が価値を創造するのか?シリーズ ミュージアムとの創造的対話03

鳥取市 鳥取県立博物館 TEL.0857-26-8042

開催期間:2020年11月28日(土)~12月27日(日)

ミュージアムを巡る問いを契機に、国内外の優れたアーティストによる実験的で多彩な表現を展示室の内外に展開させることで、思考を促し、人やモノ、場との対話を重ねながら、その現代的な意味を探ることを目的としているシリーズ展「ミュージアムとの創造的対話」の第3回。ある個人コレクターのコレクションと、収蔵アーティストによる新旧作の展示を通じて、美術作品における「価値」とは何か、それはいつどのように作られるのかについて考察する。今展で紹介する「Aコレクション」は、1980年代から日本の現代アートを中心に収集が始まり、現在では数百点を数えるが、特定の作家の活動を観察し続け、作品購入だけでなく、作家活動のアーカイヴやプロジェクトへの参画まで活動を広げるという特徴がある。出品作家は、松澤宥(まつざわ・ゆたか、1922〜2006)、村岡三郎(むらおか・さぶろう、1928〜2013)、原口典之(はらぐち・のりゆき、1946〜2020)をはじめとする国内外の30余名。展示は、博物館展示室と、倉吉サテライト会場(Aコレクション・ストレージ/丸十倉庫)、山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館で行われている。【会場MAP & 作品リスト】