京（みやこ）の美術—洋画、日本画、工芸国立美術館巡回展・京都国立近代美術館所蔵品展

京都国立近代美術館のコレクションから、京都ゆかりの作家たちによる洋画、日本画、工芸の名品約80点を展観。洋画は、京都の洋画教育を担った浅井忠（1856〜1907）と鹿子木孟郎（1874〜1941）らと、梅原龍三郎（1888〜1986）や安井曾太郎（1888〜1955）らその弟子たちの油彩画を中心に、牧野克次（1864〜1942）や都鳥英喜（1873〜1943）らの水彩画を加えて紹介。日本画は、森寛斎（1814〜1894）や菊池芳文（1862〜1918）らの先駆者をはじめ、竹内栖鳳（1864〜1942）、土田麦僊（1887〜1936）、上村松園（1875〜1949）、福田平八郎（1892〜1974）や徳岡神泉（1896〜1972）らの作品、工芸は黒田辰秋（1904〜1982）らの木工、民藝運動の富本憲吉（1886〜1963）や河井寛次郎（1890〜1966）、北大路魯山人（1883〜1959）、清水卯一（1926〜2004）や十五代樂吉左衞門（1949〜）らの現代陶芸の作品までを紹介する。