五黄の寅—虎の美術とエトセトラ(干支、c'est 寅)

津市 石水博物館 TEL.059-227-5677

開催期間:2021年12月11日(土)~2022年2月13日(日)

2022年は、9年に一度の周期の九星が「五黄土星」、12年に一度の干支は「寅」で、36年に一度巡ってくる「五黄の寅」となり、この年に生まれた男性は大変強運であるといわれている。石水博物館の前身である文化財団石水会館を設立した川喜田半泥子(かわきた・はんでいし、1878〜1963)は五黄の寅年生まれであることを終生誇りとしていた。今展では、半泥子が愛蔵していた大幅、木村探元(1679〜1767)筆《虎図》を初公開するのをはじめ、虎と干支に関わる美術を展示する。