ルオーと日本響き合う芸術と魂—交流の百年

港区 パナソニック汐留美術館 TEL.03-5777-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2020年6月5日(金)(会期変更)~6月23日(火)

フランスの画家ジョルジュ・ルオー(1871〜1958)は、生前より日本の収集家や芸術家と親交を結び、その芸術は日本で高く評価され、多くの芸術家に影響を与えてきた。画家の梅原龍三郎(1888〜1986)がルオーの《裸婦》(1908年)を購入し、1921年に日本に持ち帰って約100年。1923年から長くパリに滞在した福島繁太郎(1895〜1960)は、ルオーをはじめ多くの画家と交流し、1933年の帰国後は「福島コレクション」を展覧会などで公開した。今展では、梅原をはじめ、ルオー芸術の影響を受けた里見勝蔵(1895〜1981)、三岸好太郎(1903〜1934)、林重義(1896〜1944)、松本竣介(1912〜1948)らの作品も展示。フランスなど海外から出品予定だった作品22点と資料はパネルでの紹介となっている。