モディリアーニ—愛と創作に捧げた35年—

イタリア出身のアメデオ・モディリアーニ（1884〜1920）は、21歳でパリに出て、パブロ・ピカソ（1881〜1973）や藤田嗣治（1886〜1968）ら後に「エコール・ド・パリ」と呼ばれる外国出身の画家たちと親交を深めながら独自の画風を築いたが、35歳で病没した。2008年の回顧展以来となる今展では、国内外のモディリアーニ作品約40点を集めるとともに、同時代のパリでの美術動向を示す作品を展観。さらに各国で進められているモディリアーニ研究の現在や日本におけるモディリアーニ受容の軌跡も紹介する。