ホログラフィ・アートの先駆者(パイオニア) 石井勢津子

北九州市 北九州市立美術館本館 TEL.093-882-7777

開催期間:2022年7月16日(土)~9月4日(日)

1948年に発明された裸眼で立体の虚像を見ることができる光学技術ホログラフィは、1960年代にアーディストからの注目が高まり、ホログラフィ・アートという新しいジャンルが誕生。日本では1970年代後半から本格的な展覧会が開催されたが、石井勢津子(1946〜)は、いち早くこの技術を用い得て制作に取り組み、常に第一線で国内外の展覧会で発表を続け、世界を代表するホログラフィ・アーティストのひとりとして高く評価されている。今展では、石井の初期作から近作まで31点による過去最大、しかも一人の作家によつホログラフィ・アート展では世界最大規模となる回顧展を通して、肉眼でのみ見ることができるホログラフィ・アートの魅力を紹介。