ピーター・ドイグ展

千代田区 東京国立近代美術館 03-5777-8600(ハローダイヤル)

開催期間:2020年2月26日(水)~10月11日(日)(会期延長)

スコットランドのエジンバラ生まれのピーター・ドイグ(1959〜)は、カリブ海の島国トリニダード・トバゴとカナダで育ち、1990年、ロンドンのチェルシー・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインで修士号を取得。1994年に、50歳以下のイギリス人あるいはイギリス在住の美術家に与えられる「ターナー賞」にノミネートされて以来、世界各地の美術館で個展が開催されてきた。ゴーギャン、ゴッホ、マティス、ムンクといった近代画家の作品の構図やモチーフ、映画のワンシーンや広告、カナダやトリニダード・トバゴの風景など、多様なイメージを組み合わせて描く絵画を制作し、同世代や後継世代のアーティストに多大な影響を与え、現代の「画家のなかの画家」と評されている。日本初個展となる今展では、幅3メートルを超える超大型作品を含む絵画32点と、自身のスタジオで主催する映画上映会「スタジオフィルムクラブ」用に制作した手描きのポスター40点を展示。6月12日(金)からは、日時指定チケットを事前に購入のこと。